特長1 上流工程の調査・分析フェーズを拡充し、マイグレーション時の移行リスクを正確に把握
システムズが提供するマイグレーションでは、まず上流工程の調査・分析のステージで、現行プログラム・リソースの徹底的な棚卸しや診断・分析にとどまらず、プログラム上の記述にない機能までを明らかにし、変換設計に至る基本情報を鮮明に描き出します。こうして、業務やIT、データの可視化を図ることで、マイグレーションに伴う移行リスクを正確に把握するのです。
このようにレガシーアプリ資産移行の初期段階として、現行のアプリ資産を可視化し、その結果に基づいて移行手順や変換ツール、ソースコードに表現されていないOS機能の代替方法を緻密に設計します。これにより、潜在的なリスクを見える化し、より高い精度でのマイグレーションによるレガシーシステム刷新を実現します。
システムズのマイグレーションでは、プロジェクトの上流工程に重点を置き、移行(変換)リスクを洗い出し、変換プロセスに入る前の機能設計のフェーズで事前に移行時の重要な課題を把握することで、DX時代のスムーズなレガシーシステム刷新を支援します。
特長2 マイグレーション特許に基づくパターン分析により変換ツールの最適化を実現し変換移行を効率化
システムズのマイグレーションの特長の1つが、マイグレーション特許に基づいた「パターン分析」です。現行プログラムソースの棚卸し毎にパターン分析を行うことで、様々な移行リスクを洗い出し、データ移行の前に変換ツールを最適化することで変換移行の高効率化を実現する手法です。
各種ソースコードを分析ツールの活用により命令語や規約ごとにパターンとして集約し、さらに各パターンとその出現回数を分析。この分析結果を基に未対応パターンを反映させ、あらかじめ変換ツールをカスタマイズするため、従来の“トライ&エラー”による変換方式と異なり、高い効率化を図ります。事前の見積り通りの作業工程に沿ったマイグレーションの進行を実施可能です。
特長3 確立された移行プロセスと工程管理で作業を正確に進行
システムズのマイグレーションでは、事前の調査から分析、機能設計、量産設計、実際の変換、システムテスト、本番移行まで、確立された移行プロセスに基づきマイグレーションを実施します。明確な移行プロジェクト工程と期間で作業を行い、安全、確実なマイグレーションを実施し、当初計画通りの移行の実現をサポートします。
特長4 多種多様な移行実績とオフショアも活用したDX時代のマイグレーション
システムズのマイグレーションは、レガシーシステムの移行に携わり始めた1995年以来、30年に及ぶマイグレーション実績を有しています。システムインテグレーション、ソフトウェア開発・サポート、そして豊富なマイグレーション実績を持ち、それらの経験から得られた知見を元に独自のマイグレーション手法を確立してきました。
マイグレーションに活用する変換ツールも常に改良を重ねています。また、DX時代の現在は、オフショア開発の活用も推進し、変換ツールの効率化はもちろん、移行プロジェクト全般の低コスト化、短期間化、低リスク化によるレガシーシステム移行の実現に注力しています。
特長5 マイグレーション終了後はアプリケーション保守・維持改善によりDX伴走支援
マイグレーションによるシステムの移行は重要ですが、システム移行そのものは、ある期間で完了します。しかし、移行後は、新たなシステムの保守・運用を長期間に渡って担っていかねばなりません。システム移行だけでなく、「移行後のシステム運用をいかに効率的に行っていくか」もDX時代の現在では重要な課題なのです。
システムズでは、マイグレーションを含む[Ready to DXフェーズ]から、[DX実践フェーズ]におけるシステム運用業務の改善や効率化を[DX伴走支援]と位置付け、アプリケーションの保守・維持改善までをトータルで支援する「ITリノベーション」の提供を行っています。システムズが提供する「ITリノベーション」は、DX・デジタル経営時代において既存システムの有効活用、新規デジタルサービス、データ活用、SaaS連携などを組み合わせ、お客様のITを「DX-Ready」にする統合ソリューションです。
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