システムズが提供するマイグレーション(モダナイゼーション)
- ■準備的マイグレーション
- システム資産可視化モダナイゼーション
- ソフトウェア資産棚卸
- マイグレーション移行性検証
- ■中核的マイグレーション
- レガシー マイグレーション
(レガシーシステム資産移行) - オフコンマイグレーション
(オフコン資産移行) - Windowsレガシー モダナイゼーション
- VBマイグレーション
- C/Sレガシー Web化マイグレーション
- Abadas/Naturalマイグレーション
- PL/I to COBOLマイグレーション
- 4GL to COBOL マイグレーション
- AS/400 モダナイゼーション
(RPG/COBOL → Java) - ■マイグレーション+
- AWS テレワークインテグレーション
- AWS クラウド マイグレーション
- AWS DBマイグレーション
- DBマイグレーション
- エンタープライズBCPマイグレーション
- ■移行後の運用支援
- 運用業務最適化サービス
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エンタープライズBCPマイグレーション
1)BCP対策がなぜ必要か
自然災害が多い日本ですが、先頃の東日本大震災は私たちの想像をはるかに上回る規模の災害でした。災害をはじめとする緊急時の対応に対する企業の意識は、にわかに高まっており、BCPやDR(ディザスタリカバリ)といった言葉も企業の間で脚光を浴びています。BCP(Business Continuity Plan)とは、「事業継続計画」、つまり、地震や風水害、火災、設備事故といった緊急事態に遭遇した場合、資産の損害を最小限にとどめつつ、中核事業の継続または早期復旧を実現するために、平常時に行うべき活動や緊急時における事業継続のための方法、手段などを取り決めておく計画です。
とりわけ、基幹システムをはじめとするITに視点を置いたBCP対策ソリューションの課題としては次のようなものが挙げられます。
1.金融企業(銀行・生保)の状況
- 大型汎用機を使用し、RASIS(信頼・可用・保守・保全・安全性)を確保
- 今後も大型汎用機を使用し続ける(ダウンサイジングはしない)
- 都市銀行ではデータセンター化、二重化対策が済んでいるが、地方銀行では二重化(BCP)を実現するコストがない
2.大型汎用機に災害が起こったらどうなる?
- システムストップによる事業継続の不可
- 既存顧客への災害影響
3.災害に耐えうるBCP(事業継続計画)が必要
- 別拠点にコア業務(AP)とデータを保持するシステムを
⇒事業継続と安全性の確保
2)実効性の高いBCP施策とは
システムの老朽化/劣化が進む金融企業(銀行・生保)では、BCP対策、システムの防災対策、本社オフィスの分散化などが急務となっています。しかし、ダウンサイジングもシステム全面再構築も困難な状況の中、代替拠点でのハイブリッド型パラレルシステム構築、すなわち、コア業務(AP)とデータを連携するシステムの再構築による業務継続性と安全性の確保が有効な解決案として挙げられます。
3)システムズのBCPマイグレーション
ディザスタリカバリとクラウド化を実現するシステムズのBCPマイグレーションは、 クラウド平常時メインフレームで稼動する重要APを、障害時速やかに分散機にて稼動します。
(1) 事前作業
AP対応:重要APを事前に障害時拠点にマイグレーション
(2) 通常運用
AP連携:AP改造が起きた場合、改造情報を障害拠点に転送(累積)
データ連携:データの更新は随時障害時拠点に連携
(3) 障害時
AP対応:累積された改造情報を取り込みAPの本番化
重要AP稼動(データは常時連携されている)
■AP連携処理について
●マイグレーション
障害時も継続して稼動が必要な重要APについて、事前にマイグレーションを行い、分散系での稼動状態にしておきます
●保守
- メインフレームでの改造は通常通り行います
- 改造後の定義体はそのまま移行先に転送しておきます
●障害時の処理
- マイグレーション時と現在の定義体との差異を洗い出します(累積変更箇所の抽出)
- 洗い出された変更箇所により、移行先で改造を行います抽出された変更箇所を改造仕様として、改造・テストを実施)
- システムズのマイグレーション手法を最大限に活かした移行性診断と移行検証を行います。
- 将来にわたる最適なアーキテクチャを選定します。
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