システムズのマイグレーション事例
国際特許を取得した独自の技法と、十余年の経験で培われた技術ノウハウを活かした当社のマイグレーションは、
豊富なOSやプラットフォーム、開発言語に対応した移行実績を誇っています。
- 脱・汎用機と異言語マイグレーション
- Q言語からCOBOLへの変換移行
- Windows/Office Upgrade
マイグレーション
(旧WindowsOS/Office旧バージョンからの移行・リプレース) - ACCESSからの移行
- 自治体クラウド・マイグレーション事例
- 北海道での自治体クラウド開発実証に参加
- ERP化におけるマイグレーション補完活用
- マイグレーションの部分適用
マイグレーション事例 > ERP化におけるマイグレーション補完活用|マイグレーションの部分適用 > マイグレーションを部分適用した場合のパフォーマンス
ERPとの共存でマイグレーションを部分適用した場合のパフォーマンス
マイグレーションの適用を検討、または実施中のお客様からは、さまざまな質問を頂戴します。今回は汎用機からWindowsサーバへの移行前・後における性能の差違についてひも解いてみましょう。
マイグレーションの部分適用により、システム再構築の現場でのERP(SAP R/3)導入をよりスムーズ・低コスト化を実現した製造業のお客様では、ERP(SAP/R3)の導入により処理時間の増加が判明。マイグレーションを導入する際に性能面で低下するのではないか、との懸念が生じました。
当社では、このシステムで重要な機能となる、月次処理での50万件におよぶ検収明細票の作成に関わる箇所に注目し、現行ホスト機と新システムとで、性能面での比較検証を実施しました。別表に示したとおり、性能面では現行ホスト機を大きく上回るパフォーマンスが計測されています。
現行システム | 新システム(開発用) | |
---|---|---|
メーカー | IBM | IBM x3400 |
OS | OS390 | Windows Server |
バージョン・リリース | Z/OS V1 | 2003 R2 SP2 x64 |
ジョブ | 現行システム(平均値) | 現行 | 性能(新システム) |
---|---|---|---|
JOB(A) | 0:03:50.43 | 0:43:14.21 | 約11倍 |
JOB(B) | 0:00:00.90 | 0:05:16.00 | 約351倍 |
JOB(C) | 0:00:02.42 | 0:01:09.00 | 約28倍 |