■マイグレーションセミナー・イベントTOP > 2011年開催のセミナー・出展イベント > NTTソフトウェア/システムズ共同セミナー
セミナーレポート
NTTソフトウェア/システムズ共同セミナー システムズは3月9日(水)、東京・品川区にあるNTTソフトウェア株式会社で、同社との共催により、 はじめに、NTTソフトウェア株式会社 ソリューション営業部門長の小牧徳夫氏から同社の事業紹介がありました。小牧氏は、レガシーシステムの課題および解決のための選択肢や課題を提示、移行性検証・棚卸しが対策の見極めとして重要であると強調しました。また、システムズとの協業のメリットを生かし、それぞれの強みを持ち寄ったトータルなソリューションを提案していくとの言葉で講演を締め括りました。 続いて、当社から「新年度からスタート! レガシーマイグレーションで実現するITリフォーム」というテーマでセミナーを行いました。前半では、マイグレーションとはどういうものか、リビルド/リライト/リホストの概要とそれぞれの長所・短所、他社のマイグレーション方式とシステムズの方式の違い、ベンダーによってマイグレーションの費用が異なる理由などをテーマに取り上げ、紹介しました。 後半、実際のマイグレーションの工程に目を転じ、移行プロジェクトの工程と進め方、役割分担、移行費用の考え方などのほか、事例を挙げながら開発・運用コスト削減メリットをアピールしました。続いて、システムズのマイグレーションコンセプトを紹介、事前調査/分析、プロセス標準、変換手段の最適化が重要であることを強調し、それぞれについて詳細を解説。また、これらを行うことで、低価格・短納期と品質確保の両立が実現できることを示しました。最後に、システムズのマイグレーションの技法やノウハウを、資料を交えて披露しました。パターン分析の概要とそれを有効活用することによるツール変換にはないメリット、テストの効率化による納期短縮の実現などをアピールしたほか、現在進行中のものも含め、異言語マイグレーションや自治体の事例も紹介、参加者の中には熱心にメモをとる様子も見られました。 最後は、NTTソフトウェア株式会社 サイバーコミュニケーション事業ユニット 副ユニット長の佐々木聡氏から、「レガシーマイグレーションの新たな選択肢をご提案!」と題し、アジャイル開発手法の紹介がありました。ここでは、ビジネス環境の変化に俊敏に対応するためのアジャイル開発手法によるシステム構築の提案として、RAD開発ツール(Sapiens / Genexus)を使用した開発手法の特徴が紹介されました。佐々木氏は、マイグレーションを失敗しないためのポイントとして、使われるシステムを作ること、移行への十分な配慮、コストと期間の短縮化を挙げ、システムズとの協業により最適なマイグレーションソリューションを提供できることをアピールしました。また、本セミナー終了後には、質疑応答の時間も設けられました。 この共同セミナーは年4回のペースで開催する予定です。このほか、システムズでは、東京・五反田の本社ビルで定期的に無料マイグレーションセミナーを開催しています。今回のセミナーにご参加いただけなかった方や、より詳しい情報をお求めの方は、ぜひ足をお運びください。 |
プログラム
|
新年度を目前にし、受講者がマイグレーションに真剣に取り組む 様子が窺えた。 |
RAD開発ツール「Sapiens」によるデモ |
NTTソフトウェア 小牧徳夫氏 | 当社の中本周志 | NTTソフトウェア 佐々木 聡氏 |
■セミナーに関するお問い合わせ
株式会社システムズ 開発事業本部 (システムズのホームページはこちら→)
TEL 03-3493-0032(ダイヤルイン)
受付時間 9:00〜17:45(土・日・祝日を除く)
FAX 03-3493-2033(24時間受付)