■マイグレーションセミナー・イベントTOP > 2011年開催のセミナー・出展イベント > クラウド本格化時代のマイグレーションセミナー
セミナーレポート
クラウド本格化時代のマイグレーションセミナーを開催 〜 古い複雑化したシステム、どうリフォームしていきますか? 〜 システムズは、9月28日(水)に東京・品川区のシステムズ本社セミナールームで、「クラウド本格化時代のマイグレーションセミナー 〜 古い複雑化したシステム、どうリフォームしていきますか? 〜」を開催しました。当社では、レガシーマイグレーションの最新情報や適用事例などを盛り込んだセミナーを定期的に開催しています。今回はシステム見直しにフォーカスした初のセミナーとなりましたが、多くの方のご参加をいただき、盛況裡に終了いたしました。改めてお礼申し上げます。 いま、企業の間で関心の高いクラウドコンピューティングやBCPなどのキーワードは、すべて自社のシステムをどう見直すか、という問題がテーマになるものばかりです。当社でも、お客様から「マイグレーションをどう進めるか以前に、システムをどう見直せばいいのか、どこから手を付ければいいのか」という相談をいただくケースが増えてきました。今回のセミナーは、そうした現状を踏まえ、自社システムの再構築やリフォームなどのノウハウを紹介させていただいたものです。 冒頭の会社概要紹介の後、当社・ビジネス開発室の板倉利幸から、「青写真で終わらせず実行計画まで策定できるシステム見直しアプローチ」と題した講演を行いました。まずシステムを見直す際の基本的な考え方を紹介した後、システムの「あるべき姿」を明確にし、現状とのギャップを埋めるための「グランドデザイン」のコンセプトを解説、グランドデザインフェーズで行う作業や次期システム構想書のイメージなどを紹介しました。また、現行業務/システム分析からの要件設定手段に触れたあと、実行計画の必要要素についても説明しました。最後に、中堅小売サービス業における事例を紹介、グランドデザインを描き、現行業務やシステムの整理、課題抽出、改善方針などへの取り組みを概説しました。 後半は、当社の中本周志から、「レガシーマイグレーションの移行事例から探る、マイグレーションの勘所」についての講演を行いました。レガシーシステム更改の移り変わりと現在のマイグレーションのニーズについて触れた後、マイグレーションの概要とポイントについて解説しました。続いて、当社が参画した北海道における自治体クラウド開発実証事業のマイグレーション適用事例をベースにプロジェクトの勘所を紹介。マイグレーションは要素技術とプロジェクトマネジメントが鍵であると強調し、棚卸の重要性や移行先言語の選択、変換技術など、マイグレーションで避けて通れないポイントを紹介しました。 これまでの定例セミナーとは異なる内容構成の2時間となりましたが、どの受講者も熱心に聞き入る光景が見られました。また、当社の技術スタッフも同席した終了後の質疑応答では、活発な質問が飛び交い、今回のテーマへの関心の高さが窺われるものとなりました。今回お越しいただけなかった方は、10月14日にITpro EXPO 2011会場で開催する当社のセミナー「クラウド本格化時代――マイグレーションで最も旧いIT資産を、最も新しい価値へ!」にぜひご参加ください。 |
プログラム
|
最適なシステム再構築のためのポートフォリオづくり を提案した |
システム見直しのアプローチ を解説した当社の板倉利幸 |
マイグレーションの勘所 を紹介した当社の中本周志 |
■セミナーに関するお問い合わせ
株式会社システムズ 開発事業本部 (システムズのホームページはこちら→)
TEL 03-3493-0032(ダイヤルイン)
受付時間 9:00〜17:45(土・日・祝日を除く)
FAX 03-3493-2033(24時間受付)