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セミナーレポート
クラウド本格化時代のマイグレーションセミナーを開催 〜 レガシー資産の再生方法としてのマイグレーション概説 〜
システムズは、1月25日(水)に東京・品川区のシステムズ本社セミナールームで、「クラウド本格化時代のマイグレーションセミナー」〜 レガシー資産の再生方法としてのマイグレーション概説 〜を開催しました。多数の企業の担当者に参加いただき、盛況裡に終了いたしました。改めてお礼申し上げます。 今回のセミナーは、クラウド実運用時代を迎え、システム更改のポイントとなる“マイグレーション”という選択肢について、方法論や適用効果などを考察し、取り組みのポイントを解説したものです。 セミナーの前半を担当した当社の中本周志は、まず、企業が抱えるレガシーシステムの課題について解説しました。メインフレーム市場は縮小傾向にあるが、オフコンやC/Sシステムの老朽化やITコストの削減を迫られる企業が増えていく中で、クラウド、仮想化、OSS、BCPといったキーワードが脚光を浴びていること、システムの見直しを検討している企業の約8割が既存アプリケーションを活用したITリフォームを志向していること、などの背景が紹介されました。このあと、解決方法の1つとしてのマイグレーションの考え方や手法、ポイントなどを解説。続いて、マイグレーションのコスト削減効果として、運輸会社での実例を取り上げました。 このあと、当社のマイグレーションの取り組みのポイントや手法の紹介に移り、事前調査や上流工程での分析の重視と資産棚卸の重要性、移行の各工程の標準化による品質管理、独自のパターン分析によるアプローチなど変換手段の最適化、テストの効率化などを強調しました。最後に、マイグレーション+αの取り組みとして、エンタープライズOSSマイグレーションについて概説し、前半のセッションを終了しました。 休憩を挟んで、当社の池田正幸からマイグレーション適用事例の紹介が行われました。システムズの豊富な汎用機・オフコンからのマイグレーション事例として、各メーカーのマシンの移行事例を紹介、そのあと、最新事例として、工業系大手企業の基幹業務をERPに移行した際の未対応部分のダウンサイジング(脱メインフレーム)事例、続いてQ言語やNATURALから脱却した事例を取り上げました。異言語マイグレーション事例では、他社ベンダーが2回失敗したケースを当社が成功させたエピソードなども披露されました。 最後に、クラウド移行へのマイグレーション適用事例として自治体クラウド(北海道)開発実証事業への参加事例を紹介、移行実証作業の流れや課題・対策について解説しました。自治体クラウド事例については、こちらのページ(http://www.migration.jp/case/municipality-cloud/hokkaido/)で詳しく紹介していますので、ぜひご覧ください。 |
プログラム
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