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セミナーレポート
「システムズ レガシーマイグレーションセミナー」を開催 〜 コスト削減効果とレガシー資産の老朽化対策、システム再構築を確実に実現するには? 〜
システムズは、2月7日(木)に東京・品川区のシステムズ本社セミナールームで、「システムズ レガシーマイグレーションセミナー」を開催し、盛況裡に終了いたしました。ご来場いただいた皆様には、改めてお礼申し上げます。 システムズでは、最新の動向を捉えながら、企業が取り組むべきシステム再構築のポイントを定例セミナーで紹介しています。2013年こそは、あるいは来年度こそはビジネスを成長させるためのシステム更改を、とお考えの企業も少なくないのではないでしょうか。今回のセミナーでは、3人のスピーカーが、概要と動向、運用面でのポイント、最新事例をそれぞれ紹介しました。 最初のセッションを担当した当社の中本周志は、国内外で11の特許を取得したマイグレーション技術により、システムズが汎用機のレガシーシステムからの移行だけでなく異言語環境からのマイグレーションについても強みを持っていることを紹介。そのあと、システム更改時の目的とアプローチ、マイグレーションの見積費用の算出例など、参加者の関心の高い項目について解説しました。また、システムズのマイグレーションの基本コンセプトとして、事前調査/分析、プロセス標準、変換手段の最適化の3つを挙げ、網羅率100%のテストは困難であり、だからこそ上流に手間をかけて品質を確保することが大切であることを強調しました。プロセスの標準化については調査からパターン分析、比較検証テスト、統合テストまでの12のプロセスを紹介。各工程の標準化により、高品質かつ効率的な移行プロジェクトを推進していることを、デモや事例なども交えて紹介しました。 続いてのセッションは、マイグレーション推進グループリーダーの山田浩行により、「見過ごされがちなマイグレーション後の運用管理・再設計アブローチ」というテーマで行われました。マイグレーション後のミドルウェア変更、ハードウェア変更、さらには性能向上に伴う運用変更点について解説を行った後、運用見直しの課題を挙げました。このあと、運用業務の視える化支援、視える化後の運用実践・改善実践などを提供する当社の「運用業務改善サービス」について解説、このサービスを適用した大手食品本部システムの成功例を紹介しました。 最後に、当社のプロジェクトマネージャーである高尾勇次が、マイグレーションの適用事例の紹介を行いました。「きっかけ別マイグレーション適用事例」として取り上げたのは、(1) ERP導入時の部分マイグレーション適用事例、(2) レガシー化した異言語資産移行事例、(3) オンプレミスからクラウド/仮想化への移行事例の3つです。(1)では、ERPパッケージを導入した大手部品メーカーが差異部分だけをマイグレーションで進め、ERPアドオンに比べて4分の1の費用で大きな効果を上げたことを、(2)では汎用機からのオープン化によるコスト削減と同時にNATURALからの脱却を図る大手製造企業の現在進行中のプロジェクトの特徴を、(3)では北海道庁の自治体クラウド実証事業に参画したオンライン方式でのCOBOL-JAVA連携の事例を、それぞれ紹介しました。内容の異なる3つのセッションいずれも、参加者のが熱心に聞き入る光景が見られました。関心の高いテーマであるように見受けられました。 システムズでは、マイグレーションの最新動向や事例を取り上げた無料セミナーを定期的に開催しています。今回ご参加いただけなかった企業でご興味のある方は、ぜひ次の機会にご参加ください。
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プログラム
13:30 | 【受付開始】 |
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14:00〜14:05 | オープニング(ご挨拶/当日のアジェンダ紹介) |
14:05〜15:20 | < session1 > レガシーからの脱却!マイグレーション検討・実践のためのポイント解説 〜 システムズの考えるレガシーマイグレーションの勘所 〜
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15:20〜15:30 | < 休憩 > |
15:30〜16:00 | < session2> 見過ごされがちなマイグレーション後の運用管理、再設計アプローチ 〜 マイグレーションで見直すべきシステム運用の課題と変更点とは〜
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16:00〜16:30 | < session3> 最新マイグレーション適用事例にみるシステム再構築を進める上で考慮点すべきポイント 〜 マイグレーション事例からプロマネの視点で検討すべき項目、注意点を語る 〜
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16:30〜 | 質疑応答/マイグレーション(システム再構築)に関するご相談 等承り |
17:00 | 閉会 |
■セミナーに関するお問い合わせ
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