レガシーシステム再構築の選択肢の一つ『マイグレーション』に関するセミナーや展示会などシステムズのイベントをご案内。

「システムズ　レガシーマイグレーションセミナー」を開催

〜 老朽化システムの再構築で、コスト削減とシステムのスリム化・最適化にチャレンジ！ 〜

20名を超える事前登録をいただき、活況を呈した

システムズは、4月25日(木)に東京・品川区のシステムズ本社セミナールームで、「システムズ　レガシーマイグレーションセミナー」を開催し、盛況裡に終了しました。ご来場いただいた皆様には、改めてお礼申し上げます。

システムズでは、最新の動向を捉えながら、マイグレーションのメリットや手法・技術、プロジェクト推進、リスク管理と品質確保、適用事例など、さまざまな側面から分かりやすく解説するセミナーを開催し、多くの企業の担当者からご好評をいただいています。

「マイグレーションによるレガシー資産の老朽化対策とコスト削減 実践シナリオ」と題した最初のセッションでは、コスト削減・老朽化対策という観点からのマイグレーションについて、移行方法の選択肢、リスク/品質管理のポイント、マイグレーション後の運用における注意点など、企業が必要となるアプローチについて最新動向の紹介やデモを交え、解説しました。

本セッションを担当した当社の中本周志は、システムズが異言語環境からのマイグレーションに豊富な実績を持ち強みを発揮するマイグレーション専業ベンダであることを強調、国内外で11の特許を取得した技術と、事前調査分析や資産棚卸、比較検証テストなどを重視した品質重視のアプローチを紹介しました。

続いてのセッションでは、初めてのテーマとして、オープンレガシー問題、特に旧いWindowsでOSやサーバクライアントをバージョンアップするたびに懸念される「VisualBasic6.0」資産をどうするか、という問題を取り上げました。本セッションでは、オープンレガシー問題の現状について概説した後、その中でも中心となるWindowsの問題、特にWindows XPのサポート終了をきっかけとするクライアントOSのバージョンアップやVB資産への対応について、企業の抱える悩みや実状を取り上げました。こうした課題に対して、システムズでは「VBマイグレーション」を提供しています。レガシーマイグレーションで培った品質確保の工程に準拠し、ActiveXコンポーネントの変更も含めて変換設計を実施するなどのアプローチについて解説したあと、ERPパッケージや人事給与システムなどVBマイグレーション導入の事例をいくつか紹介しました。

最後に、当社のプロジェクトマネージャーである高尾勇次が、現場での体験を踏まえながら、ERP導入や異言語、クラウド移行など、関心の高いテーマに関連したマイグレーションの最新適用事例を紹介しました。「きっかけ別マイグレーション適用事例」として、 ERP導入時の部分マイグレーション適用事例、レガシー化した異言語資産移行事例、オンプレミスからクラウド/仮想化への移行事例の3つを解説、それぞれのプロジェクトにおける技術的課題やマイグレーション適用効果についてまとめました。

システムズでは、今回のようなマイグレーションの最新動向や事例を紹介する無料セミナーを定期的に開催しています。今回ご参加いただけなかった企業でご興味のある方は、ぜひ次の機会にご参加ください。

最初の2つのセッションを担当 した当社の中本周志		デモを紹介しながら技術的解説を行った板倉利幸		進行中も含めた3つの最新適用 事例を紹介した高尾勇次