HISSセミナー2014
「マイグレーションセミナー 〜 レガシーシステム、グループウェア、Windows2003Serverのクラウド移行のすすめ 〜」、盛況理に終了
システムズは、6月16日に富山市の北電情報システムサービス株式会社で開催された「HISSセミナー2014」で講演を行い、盛況のうちに終了しました。
本セミナーは、北電情報システムサービスが主催し、株式会社システムズと古河インフォメーション・テクノロジー株式会社の共催により実施されたもので、今回は、「マイグレーションセミナー 〜 レガシーシステム、グループウェア、Windows2003Serverのクラウド移行のすすめ 〜」をテーマに掲げました。
開催挨拶の後、主催の北電情報システムサービス営業部営業企画グループ統括マネージャの石田裕一氏から、「マイグレーションのすゝめ 〜選ぶならクラウドでしょ〜」と題し、同社が勧める3つのマイグレーションとして「レガシーマイグレーション」、「グループウェアマイグレーション」、「ウィンドウズマイグレーション」の紹介がありました。続いて、クラウドの市場動向やユーザ意識の変化を解説、マイグレーションをクラウドサービス活用で実現することを提案しました。最後に 朗報と題して、システムをクラウドに移行する際の経緯産業省の補助金施策を紹介、活用を促してセッションを終了しました。
続くシステムズの講演は、当社マイグレーション事業部の中本周志が担当、「マイグレーション適用事例から見えてくるレガシーシステム再構築シナリオ」と題して行われました。当社のセッションでは、まず会社紹介とマイグレーションの概要説明の後、ホストマイグレーションとWindowsマイグレーションを中心に、オープンレガシーでのマイグレーションパターンと技術手法を解説しました。
続いて、マイグレーションで期待される効果として、開発リスク、開発コスト、運用コストの削減を挙げ、それぞれについてマイグレーション事例を紹介しながら解説しました。最後に、当日のセミナーのキーワードでもある「クラウド」に関連して、クラウド基盤への移行の動きと最新事例を2例紹介。また、ERP化とマイグレーションに関して悩みを持つ企業がセミナーに参加していることも受け、ERP化補完型の部分マイグレーションについても製造業での事例を交えて解説しました。
このほか、マイグレーションベンダーとして変換ツールのデモも行い、受講者の注目を集めました。セッション終了後には受講者から活発な質疑応答を受けたほか、当日のプログラム終了後も、レガシー資産の今後の対応について相談を受けるなど、大きな反響をいただきました。今後、北電情報システムサービスと連携しながら、お客様への対応を行っていく予定です。
3つめのセッションは、古河インフォメーション・テクノロジーのインフラ事業部情報基盤システム部開発課課長の高橋将之氏により、「グループウェアマイグレーション」と題して行われました。このセッションではグループウェアマイグレーションの考え方、グループウェアを移行する際の検討事項、流れ、移行シナリオ、実際の移行事例などを紹介しました。
最後のセッションは、再び主催社である北電情報システムサービスにマイクが渡され、同社IT技術グループの田子輝彦氏から、「Windows 2003 Serverの移行」と題して講演が行われました。2015年7月に延長サポートが終了するWindows 2003 Serverの移行について、サポート終了に関する情報、サポート終了にともなう影響、サポート終了への対応、移行を進めるための工程と移行事例、準備の勧めなどが説明されました。
セミナー会場後方には古河インフォメーション・テクノロジーのグループウェアのデモ環境が展示され、セミナー参加者がデモを体験しながら説明を受ける様子が見られました。
|