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セミナーレポート

「ITモダナイゼーションセミナー2016」に出展

〜レガシーシステムからの脱却・グローバル化、ボーダレス化する市場で勝ち抜く方法とは〜

セミナー受講風景

システムズは、9月14日(水)に東京・千代田区のベルサール神田にて開催されたSBクリエイティブ(株)主催のイベント「ITモダナイゼーションセミナー2016」に出展し、講演やデモ展示を行いました。

企業を取り巻く経営環境が絶えず変化している今日において、実践すべき経営戦略やIT戦略のあり方を提案する本セミナーにたくさんの企業担当者にお越しいただき、開催前にはほぼ満席の状態に。テーマへの関心の高さがうかがえる充実したセミナーとなりました。

最初に、基調講演としてTBSのサンデーモーニングでもおなじみの、日本総合研究所 会長 寺島実郎氏が「世界の構造変化と日本―次世代型ITを視野に入れた経営戦略」をテーマに講演。どこにいても情報をアクセスできる時代にどんな情報を手に入れ、どう活用するのか。そして、あらゆる局面でインターネットとビジネスが絡む時代に既存企業はどう勝ち残ればいいのかをドイツ、アメリカ、日本のIoT(Internet of Things)ビジネスの成功事例などを踏まえながら解説しました。

次に、コベルコシステム(株)が「レガシーシステムの資産分析から見極めるIT戦略」というテーマで講演しました。

中本周志
マイグレーション事業本部
担当部長 中本周志

最後に、当社のマイグレーション事業本部 担当部長である中本周志が「レガシー資産の『可視化』から『変換』で実現するITモダナイゼーション」をテーマに講演。

「当社はリライト(変換)に特化したマイグレーションをビジネスのメインとしているが、単純に変換ツールに依存するのではなく、クライアントに合わせたソースコードの解析や変換設計などの上流工程に重きを置いたマイグレーションに実績があり、一方、クライアント側も単純な変換ではなくレガシー資産の可視化やマイグレーション後の運用など多様化したニーズを求めている」と当社のマイグレーションビジネスの動向を説明しました。

大きな要因として技術者の定年や退職、長年に渡るシステムの再開発などを挙げ、様々なプログラムがシステム内でスパゲティ化やブラックボックス化している企業が増えていると指摘。このままリライトやリホストをするのは危険であると警鐘を鳴らし、中身をしっかりと把握する可視化の必要性を提案しました。

次に、システムズならではの具体的な可視化ステップを解説。どんなソースやリンクがあるかといった有効資産を見極める「資産棚卸」、半角文字や日本語を登録整備する「データディクショナリー整備」、デットコードやGOTO文を削除する「プログラムの整構造化」など様々な手法を図解と共に説明しました。このように上流工程に着目したリライトを行うことが、結果的にコストの削減及び作業期間の省略可につながることを訴求しました。

また、実際にはどのようにして変換作業を行うのか、その具体例をデモンストレーションで紹介しました。よりわかりやすく直感的に理解できるよう、COBOLからJAVAへ変換ツールを使ってマイグレーションを行う様子を動画で解説しました。

COBOL→JAVA変換デモ画面
COBOL→JAVA変換をデモンストレーション

次に汎用機からクラウドへの移行や、新規開発とバージョンアップとマイグレーションを同時進行した事例など、最新のモダナイゼーション事例を紹介しました。

最後にモダナイゼーションを行う上での重要なポイントとして「現在と同じシステムが100%使えるだけなのに何故費用がかかるのかと問う経営層や、マンパワーや作業効率の問題を指摘する現場の声にどのように対応するかなど、ステークホルダー(企業の経営活動に関わる利害関係者)への細かな説得と理解がマイグレーション成功の肝となる」と語り、本講演は終了となりました。

ステークホルダー相関図
様々なステークホルダー相関図

講演終了後にはシステムズブースにて営業担当者などが同席し、受講者からの質問や相談に個別に応対させていただきました。ご来場いただいた皆様、そして当社のブースに足をお運びいただいた皆様には、改めてお礼申し上げます。

セミナー受講風景 相談風景
多くの参加者で熱気に包まれた会場

セミナー終了後に質問する
受講者と対応するシステムズスタッフ
セミナー受講風景 相談風景
ブースではレガシーマイグレーション解決事例を紹介する資料を配布

開催概要


名 称

ITモダナイゼーションセミナー 2016
レガシーシステムからの脱却・グローバル化、ボーダレス化する市場で勝ち抜く方法とは

会 期

2016 年 9 月 14 日(水) 13:00〜(受付開始12:30〜)

会 場

ベルサール神田 3F
東京都千代田区神田美土代町7 住友不動産神田ビル

受講料 無料(事前登録制)
定 員 100名
主 催 SBクリエイティブ株式会社
協 賛 コベルコシステム株式会社、株式会社システムズ ほか
メディア協力 ビジネス+IT

システムズ講演概要


時 間

14:40〜15:20

演 題

レガシー資産の『可視化』から『変換』で実現するITモダナイゼーション
〜『リドキュメント』『リファクター』『リライト』の3手法を事例とデモで解説 〜

レガシーシステムの再構築を進めようにも、システムのブラックボックス化が進み手を打てないままというケースが多々あります。本セッションでは『リドキュメント・リファクター』によるドキュメントの可視化から『リライト』による変換移行まで、現実的なITモダナイゼーションの取組みを事例とデモで紹介。

株式会社システムズ マイグレーション事業本部 企画推進部
担当部長 中本 周志

 

■セミナーに関するお問い合わせ
株式会社システムズ 開発事業本部 (システムズのホームページはこちら→)
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