「Cloud Days Tokyo 2016」に出展 |
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〜メインフレームのクラウド基盤へのモダナイゼーションにみる成功のポイントとは!〜
システムズは、3月10日(木)・11日(金)の両日、東京・港区のザ・プリンスパークタワー東京で開催された「Cloud Days Tokyo 2016」(主催:日経BP社)に出展しました。会期中、当社のブースには多くの皆様に足をお運びいただき、セミナーも盛況裡に終了することができました。改めてお礼申し上げます。
クラウドは本格運用の時代を迎えています。レガシーのメインフレームからオープンシステムに移行し近代化する「ITモダナイゼーション」もクラウド化の動きが本格的です。システムズは「クラウド×モダナイゼーション」の数々の実績を持っており、今回のCloud Days Tokyo 2016では、こうした事例などもご紹介しながら、メインフレームの最新モダナイゼーションをテーマにクラウド基盤を最大限に活用するためのノウハウを展示やセミナーでご紹介しました。
当社は、会期2日目にセミナーを実施、『メインフレームのクラウド基盤へのモダナイゼーション事例にみる成功のポイントとは!』という演題で講演を行い、メインフレームの最新モダナイゼーション事例からクラウド移行を成功に導くポイントを解説しました。
大勢の受講者が熱心に聴講する姿が見られた
講演を担当した当社の中本周志
登壇した当社マイグレーション事業本部の中本周志は、最初にシステムズの事業を紹介、リライト型のマイグレーションベンダーであること、異言語環境からのマイグレーションに多くの実績を持つこと、マイグレーションの独自技術を保有し、国内外で16の特許を持っていることなどを説明しました。続いて、今回のテーマであるITモダナイゼーションとクラウドの話題に移り、当社が参加した北海道の自治体クラウド開発実証の事例を紹介しながら、クラウドモダナイゼーションがさまざまなシーンで進められていることを説明したあと、モダナイゼーションの9つの手法、移行先にクラウド基盤を採用するメリットなどを解説しました。
続いて、クラウド×モダナイゼーションの事例を紹介。NATURALからCOBOLへの移行と脱汎用機を目指した大手製造会社がデータセンターにクラウド型サービスを活用して環境構築した例を皮切りに、OSにRed Hat Enterprise Linuxを採用したプライベートクラウド+OSSの事例などを取り上げました。また、これらの事例から見えるクラウド活用のメリットやポイントを再確認しました。このほか、JAVA化など移行現場で検討すべき課題やポイントを紹介し、COBOLからJAVAへの変換デモも行いました。
COBOL to JAVA変換ツールのデモ
最後に、クラウドモダナイゼーションを進める前に必要なアプローチとなる「資産可視化」の必要性について触れました。可視化とは何か、資産棚卸やプログラムの整構造化の概要から、可視化の効果、実際の可視化作業の流れや内容までの概略を紹介し、40分の講演を終えました。
一方、展示会場に設けられたシステムズのブースでは、クラウド基盤の活用を前提としたシステム再構築から、Windowsレガシーの課題解決まで、マイグレーションのリーディングプロバイダとしての経験やノウハウを活かしたソリューションやサービスを資料やパネルなどで紹介、来場者からのシステム再構築の相談や問い合わせに対応しました。また、セミナーでも紹介した「COBOL to JAVA変換ツール」を用いたデモも来場者に披露しました。
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ブースでは、各種ソリューションやサービスの
資料展示のほか、デモも紹介 |
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多くの来場者にお立ち寄りいただいた |
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WIndowsレガシー問題にも注意を喚起 |
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レガシーシステム可視化の必要性をパネルでアピール |
インフラの導入が容易でコスト面で高い柔軟性を持つクラウド基盤を移行先として検討する企業は増える一方です。しかし、これを確実に成功させるには、その企業の風土やシステムの目的に則したモダナイセーションのシナリオが必要です。当社は、豊富な経験とノウハウ、他社の追随を許さない独自技術により、コンサルテーションから既存システムの可視化、設計・移行、運用までをトータルに支援できる体制を持っています。モダナイゼーション検討の際は、お気軽にご相談ください。また、定期的にシステム再構築、マイグレーション、クラウド化などの最新動向とポイントを紹介する無料セミナーを開催していますので、こちらのほうもぜひお気軽にご参加ください。
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