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出展レポート
「Cloud Days 名古屋 2017」に出展
クラウド時代の最新モダナイゼーション事情を、
ブース展示とセミナーで紹介
システムズは、5月30日(火)・31日(水)の2日間、名古屋国際会議場で開催された「Cloud Days 名古屋 2017」に参加しました。
クラウド、IoT、セキュリティ、ビッグデータ、モバイルといったキーワードをテーマに7つの展示会が同時開催されましたが、クラウドは中でも企業が注目するテーマの1つです。システムズは、ホストコンピュータからWindowsレガシーまでのモダナイゼーションでは独自のノウハウと高い技術・品質を誇っており、コンサルティングからクラウド移行アーキテクチャ設計支援までのクラウドモダナイゼーションに関するサービスを提供しています。
会場となった名古屋国際会議場 | セキュリティ、IoTからワーク スタイル変革までの展示会が集結 |
2日間で約4,500名が来場した | システムズのブース |
展示会場のブースでは、クラウド基盤の活用を前提に、システムの見直しや再構築に関する豊富なソリューションとサービスを資料やデモなどで紹介しました。とりわけ、東海地区の企業の注目を集めたのがWindowsレガシーモダナイゼーションで、さまざまなご相談が寄せられ、活発な名刺交換が行われました。
多くの来場者にお立ち寄りいただいた |
レガシー再生方法のセミナーにも注目集まる
会期2日目の31日(水)には、会場内のセミナー会場で、『クラウド時代のモダナイゼーション最新事情!レガシー再生手法を事例と変換デモで解説』と題したセミナーを開催しました。
講演を行った当社の中本周志
講演を行った当社マイグレーション事業本部 企画推進部部長の中本周志は、当社のモダナイゼーション(マイグレーション)の豊富な経験と実績を挙げながら会社概要を紹介した後、本題である老朽化システムを近代化するモダナイゼーションの解説に入りました。まずは、モダナイゼーションとは何か、新規開発とどのように異なるのか、現行資産分析(棚卸)から移行性検証、変換移行作業、テストまでの流れやコストや期間のメリットなどを紹介しました。
このあと、クラウドに話題を転じ、モダナイゼーションでクラウドを活用する理由として、インフラの調達(キャパシティプランニングが不要)、コスト(人的コストの低減や自社サーバーでないことでの税制上のメリットなど)、管理(クラウドサービスの活用で機器の更新から解放される)といった、さまざまな側面から解説しました。
続いて、リライト手法を用いたホスト系のモダナイゼーションを解説、変換仕様書を作成し、それに基づいて変換ツールのカスタマイズなどを行うことを説明しながら、実際にメインフレーム向けのCOBOL to Javaの変換ツールデモを紹介しました。また、リライト手法によるモダナイゼーション事例も数例を紹介、いずれの事例もクラウド基盤への移行により、コスト面で大きな効果を上げたことを強調しました。
講演では変換ツールによるデモも披露した
後半ではオープンレガシーのモダナイゼーションにも言及しました。中本は、Windows XPに続いてWindows Vistaの延長サポートが終了したことなど、Windowsレガシーのセキュリティリスクについて指摘、多くの企業が抱えている課題であるVB6.0開発アプリ資産の.NET化についても解説しました。Windowsレガシーモダナイゼーションのアプローチやポイントと合わせて、VB変換デモも紹介、続いてVBモダナイゼーションの事例もいくつか挙げました。事例で紹介された企業の中には、アップグレードウィザード後のエラー数が17万6000個というケースもあり、受講者も真剣な表情で事例に聴き入る様子が見られました。
中本は最後に、「現行のレガシーシステムのあり方や課題は企業によって千差万別であり、それぞれが目的やリスクなどを十分検討・考慮の上で最適にモダナイゼーション手法を選択すべきだ」と強調して講演を終わりました。
アンケートと引き換えに 当社オリジナルグッズをプレゼントした |
開催概要
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システムズセミナー概要
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