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セミナーレポート

「Windows7終了より影響大!?成功事例に学ぶ、
“手ごわい” Windows旧製品の移行・クラウド化」
第3回Webセミナーを開催

「Windows7終了より影響大!?成功事例に学ぶ、“手ごわい” Microsoft旧製品の移行・クラウド化」第3回Webセミナー

システムズは、8月27日(木)に、Webセミナー「Windows 7終了より影響大!? 成功事例に学ぶ、“手ごわい” Microsoft旧製品の移行・クラウド化」を開催しました。このテーマでは、5月と6月に続き3回目となりましたが、受講者の関心は依然高く、多くの方に聴講いただきました。

板倉利幸
セミナーを担当した当社の板倉利幸

本日のセミナーは、当社のITソリューション事業本部 ITソリューション営業企画部 部長である板倉利幸が講師を務めました。当社の事業概要紹介などの後に受講者にリアルタイムアンケートを実施、受講者の61%が自宅(テレワーク)という結果となりました。最初のセッションは、「Windows10時代の今、どうします? WindowsサーバやOffice製品の旧世代問題」というテーマで実施しました。

今年1月にWindows7やWindowsServer2008、SQL ServerなどのMicrosoft製品のサポートが終了しました。長年、MicrosoftのOSやサーバ製品、開発ツールを利用してきた企業には独自のアプリケーションが多数存在し、既存アプリ資産を再活用、新たに開発、そのまま延命といった選択を迫られています。板倉は、Microsoft製品のライフサイクルについて説明した後、移行戦略に触れ、サーバのクラウド移行も1つの対応策だと話しました。続いて、現状の可視化の重要性を強調し、最初のセッションを終えました。

現状の可視化

ここで受講者に本セミナー参加の目的についてアンケートを実施、「Windowsレガシー移行の具体例が聞きたい」との回答が最も多く、VB旧製品の移行やクラウド移行の検討をしている受講者が多いことも分かりました。

後半のセッションは、「成功事例に学ぶ、Microsoft旧製品から移行・バージョンアップ対策シナリオ ~ AccessやSQL Server、VBアプリ資産などの移行・クラウド化による延命のコツ」という演題で、引き続き板倉が担当しました。

まず、当社に移行のご相談が多いMicrosoft製品を紹介、ここで利用しているMicrosoft製品のアプリケーションについて受講者にアンケートを取ったところ、「VB・VisualStudio系のクライアント/サーバ型」、「Accessで作られたアプリケーション」がそれぞれ約3割を占めました。

この後、板倉はAccessとSQL Serverのバージョンアップのポイントを紹介、アプリケーション移行の流れについて解説しました。続いて、VB6の移行に関しても解説、実際にアップグレードを行う際のデモを動画で紹介しました。また、アップグレードウィザードのエラーでは出力されない隠れた不具合についても触れました。

VBからのアップグレードデモ

また、当社のマイグレーションアプローチについて説明、特に品質確保に繋がるテスト手法については、時間をかけてそのポイントを解説しました。

品質確保の方法

この後、受講者からの要望も多かったMicrosoft 旧製品の移行事例として、複数の病院を経営する企業のAccessの移行と、2,000Kステップを超える大型のVB6システムの移行について紹介しました。最後に、オンプレミスとクラウドの比較によるクラウド活用のメリットと課題について触れ、本日のセッションを終了しました。

セミナー終了後は、Q&Aの時間を設けました。移行成功事例のその後の経過、クラウド化の運用への影響、マイグレーションに要する期間、移行前のバグはどうなるか、といった参加者から多数の質問が寄せられ、板倉が1つずつ回答させていただきました。

当社では、今後も引き続き、旬の話題をテーマにWebセミナーを開催する予定です。9月17日にはテレワーク、25日にはVBマイグレーションをそれぞれテーマに開催を予定しています。お気軽にご参加ください。

司会進行を務めた白河なおみ   セミナー配信の様子
司会進行を務めた白河なおみ   セミナー配信の様子

プログラム

13:45〜14:00 受付(入室開始)
14:00〜14:20

オープニング(主催者挨拶)

セッション1:

Windows10時代の今、どうします?WindowsサーバやOffice製品の旧世代問題

今年、2020年1月に、Windows7やWindowsServer2008、SQL ServerなどのMicrosoft製品のサポートが終了しました。これは、企業の2020年問題と言われ、OSやサーバ、DB製品の単なるバージョンアップだけでは片付かないITインフラ整備の課題を浮かび上がらせました。長年、MicrosoftのOSやサーバ製品、開発ツールを利用してきた企業のITインフラには、その企業独自のアプリケーションが、多数存在しており、こうした既存アプリ資産を再活用するか、新たに開発し直すか、単に延命するか、の選択を迫られたのです。本セッションでは、OSや製品のバージョンアップだけでは乗り越えられない、レガシーアプリについて、Microsoftの製品ライフサイクルにおける限られた移行期間という条件の元で合理的かつ最適な移行アプローチを解説します。

株式会社システムズ
ITソリューション事業本部 ITソリューション営業企画部
部長 板倉 利幸

14:20〜14:50

セッション2:

成功事例に学ぶ、Microsoft旧製品から移行・バージョンアップ対策シナリオ
~ AccessやSQLサーバ、VBアプリ資産などの移行・クラウド化による延命のコツ ~

  • Microsoft製品で開発されたアプリ資産の抱える諸問題とは
  • システムズが行った移行事例 〜 再構築から延命、最新 VBマイグレーションまで
  • 【移行デモ】VB6.0⇒VB.Netマイグレーション実践〜自社開発アプリの書き換え移行

株式会社システムズ
ITソリューション事業本部 ITソリューション営業企画部
部長 板倉 利幸

14:50〜15:15 質疑応答/セミナー クロージング

■セミナーに関するお問い合わせ
株式会社システムズ コーポレートサービス本部 事業推進室 (システムズのホームページはこちら→)
TEL 03-3493-0032(ダイヤルイン)
受付時間 9:00〜17:45(土・日・祝日を除く)
FAX 03-3493-2033(24時間受付)