レガシーシステム再構築の選択肢の一つ『マイグレーション』に関するセミナーや展示会などシステムズのイベントをご案内。

AWS クラウド移行セミナー
『テレワークの普及で表面化するオンプレミス業務システムの課題　アフターコロナ下で新たに取り組む AWS Cloud Endureによる「サーバ移行術」』を開催

システムズは、9月24日(木)にWebセミナー『テレワークの普及で表面化するオンプレミス業務システムの課題　アフターコロナ下で新たに取り組む AWS Cloud Endureによる「サーバ移行術」』を開催しました。

新型コロナウイルスは、終息の兆しの見えない状況が続いています。コロナ禍は、企業の働き方改革を進展させ、「テレワーク」が急速に普及しましたが、一方でオンプレミス環境にある業務システムの課題も浮き彫りになっています。今回のWebセミナーでは、オンプレミス環境にある業務システムの課題と、課題解決に向けた選択肢としての社内サーバのクラウド移行の方法について、 AWSのサービス「CloudEndure Migration」による移行デモを交えて解説したものです。

当社の黒沢 賢

最初のセッションを担当したのは、当社のITソリューション事業本部 ITソリューション開発一部 部長の黒沢 賢で、オープニングとして、51期目を迎えた独立系ベンダーである当社の特色と事業領域、マイグレーションサービスの概要などを紹介しました。

引き続き、本題に入り、「テレワークで表面化するオンプレミスの業務システム課題とサーバのクラウド移行」というテーマでセミナーがスタートしました。黒沢は、総務省情報通信白書を引用し、企業でのクラウドサービス利用拡大状況について解説、全体の約8割が一定の効果があったと回答したことや、安定運用、可用性の高さなどの回答に企業のBCP対策への姿勢も現れていることなどを強調しました。また、コロナ禍で場当たり的な(急場しのぎ)テレワーク導入を行ってきた企業が、最適化された、変化に強い環境構築を考えていかねばならないとし、その1つの答えがクラウド対応にあるのではないかと話しました。

また、段階的なクラウドへの移行を解説しながらクラウドリフトとクラウドシフトの違いなどについても触れました。さらに、オンプレミスサーバー約50台のクラウド移行を検討した企業の事例を紹介、移行性の診断によるコスト最適化やクラウドにおけるサイジングの最適化など、本事例のポイントを解説しました。

デモを担当した当社の西田光彦

続く、第2セッションでは、「AWSによるオンプレミス サーバ環境のクラウド移行の紹介とCloudEndureデモ」と題し、AWSが提供する新たな移行サービスについて、当社のITソリューション事業本部 ITソリューション開発一部の西田光彦がデモを交えて解説しました。

西田は、まず、CloudEndureが、さまざまな種類のインフラからAWSにリフト&シフトソリューションを提供する「Migration」と災害対策インフラ費用を大幅に削減する「Disaster Recovery」の2つのサービスからなることを説明し、AWS Server Migration Serviceとの相違点についても紹介しました。

また、CloudEndureの初期登録からサービス利用のためのIAMユーザ作成、エージェントのインストールから移行に至るまでの作業の流れをデモで紹介しました。

この後、再び黒沢がマイクを握り、「システムズが届ける3つの価値」として、(1) システムの現状分析と可視化・最適化、(2) 一気通貫の包括的マイグレーション、(3) パートナーと連携したサービス提供のそれぞれを解説し、本日のセッションを終了しました。また、終了後はQ&Aを実施、黒沢と西田の両名が対応させていただきました。

今回のセミナーの受講者は、51%が自宅から(テレワーク)の参加となりました。

システムズでは、引き続き各種Webセミナーを実施予定です。今後の開催テーマなどをご確認いただき、ぜひお気軽にご参加ください。