■マイグレーションセミナー・イベントTOP > 2020年開催のセミナー・出展イベント > レガシー化進むVBアプリシステムを移行し活かす方法“2つの選択肢”
セミナーレポート
「レガシー化進むVBアプリシステムを移行し活かす方法“2つの選択肢”」Webセミナーを開催システムズは、11月12日(木)に、Webセミナー「レガシー化進むVBアプリシステムを移行し活かす方法“2つの選択肢”~マイグレーションのプロが解説!.NETへの移行とASP.NET移行でWeb化アプローチ~」を開催しました。新型コロナウイルス感染拡大に伴い、今年3月から当社のマイグレーションセミナーはウェビナー形式のセミナーに移行し、さまざまなテーマでお届けしています。毎回多くの申し込みをいただき、この場を借りてお礼申し上げます。 セミナーを担当した当社の板倉利幸 本日のセミナーは、当社のビジネスイノベーション本部 ビジネスプロモーション部 部長である板倉利幸が講師を務めました。最初に、52期目を迎えた当社の事業領域と25年の実績を誇るマイグレーションビジネスの概要紹介の後、最初のセッション「VBアプリシステムの現役続行リスクと、成功事例に学ぶ VB6.0から.NETへの変換移行という選択肢」がスタートしました。 最初のテーマである「継続利用のリスクと移行戦略」では、まず、ハードの老朽化、技術科の高齢化に伴う要員確保の困難化、言語やOSのサポート切れに伴うセキュリティリスク、システムのブラックボックス化といった、お客様から当社に寄せられる課題を紹介しました。また、老朽化したシステムの移行戦略として、新規デジタルサービス構築、既存システムの活用、他社サービスの活用、既存業務・システムの廃棄といった方法を挙げ、まずは現状の可視化が重要だと強調し、システムズのトータルマイグレーションサービスについて説明しました。 続いて、アプリケーションの移行手法について紹介、VB6からの2段階アップグレードなど方法と問題点を挙げるとともに、移行デモ動画を交えて解説しました。 また、アップグレードウィザードやエラーやワーニングのレポートには出力されない隠れた不具合についても触れ、実例を紹介しました。 この後、当社のマイグレーションアプローチとして、可視化から変換設計、比較検証テスト、運用保守までの流れを紹介しました。この中で、調査/分析での既知の問題点のパターン化および、品質確保のための比較検証テストについては、デモや実例を交え深く掘り下げて説明しました。また、こうしたポイントを活かしながら各企業に最適なマイグレーションサービスを提供している点をアピールしました。最後に、お客様から多く寄せられる移行の相談例、VBアプリの移行事例と実績、最新事例の紹介を行い、最初のセッションを終えました。 2つめのセッションは、「クラウド化も視野に!VB6.0からASP.NET移行によるWeb化モダナイズという選択肢」という演題で行われました。引き続き講師を務めた板倉は、「この半年、Web化のご相談が増えている。コロナ禍における経営環境の変化、テレワークの移行などで、さまざまな働き方に対応する柔軟なシステム基盤の構築が必要となる」と話し、「情報システム部門も、働きやすい環境の検討・整備、DXに向けた検討・推進に時間を使っていく必要がある」と強調しました。社内のサーバーをクラウドに移行することも1つの対応策であり、マネージドサービスの活用検討についても触れました。 続いて、Web化のメリットとして、情報システム部門ではクライアントセットアップからの解放やユーザーからの個別問い合わせ件数削減、ユーザー側では作業場所の縛りから解放といった働き方改革が実現する、とし、移行手法についてポイントを紹介しつつ、どのようにサーバー側とクライアント側を分けるか、といった点についても触れました。 最後に、システムズのクラウドマイグレーションの価値として、「システムの現状分析と可視化・最適化」、「一気通貫の包括的マイグレーション」、「パートナーと連携したサービス提供」の3点を挙げ、このセッションを終了しました。Q&Aでは、「アプリ移行の中で注意するポイントは」といった質問が寄せられ、板倉が資料を掲示しながら回答しました。 当社では、今後も引き続き、企業が現在関心を寄せている話題をテーマにしたWebセミナーを開催する予定です。11月20日には「アフターコロナ・ニューノーマル時代の新サーバー運用術」というテーマで開催します。お気軽にご参加ください。
|
プログラム
13:45 | 受付(入室開始) |
---|---|
14:00〜14:15 | オープニング(主催者挨拶) |
14:15〜14:40 |
セッション1:VB.NETへの移行編 VBアプリシステムの現役続行リスクと、成功事例に学ぶ VB6.0から.NETへの変換移行という選択肢 Visual Basic6.0(VB6.0)で開発されたアプリ資産の移行対策に関する当社へのお問い合わせは、今も変わらず多く寄せられています。VB6.0アプリ資産を使い続けることのリスクや及ぼす影響は決して小さなものではありません。本セッションでは、当社が実施した移行事例を交えながら、再構築から延命、最新 VBマイグレーションまでを解説します。また、VB6.0⇒VB.Net移行デモも紹介します。 |
14:40〜15:00 |
セッション2:ASP.NETへの移行編 クラウド化も視野に!VB6.0からASP.NET移行によるWeb化モダナイズという選択肢 コロナ禍の影響で、オンプレミスサーバシステムのクラウド移行の動きが加速しています。これに伴い、VB6.0アプリシステムも、単なるVB.NET化から、Webアプリ化によるクラウドへの移行を検討する企業の問い合わせが増えています。本セッションではVB6.0からASP.NETへのモダナイゼーションという、もう1つの選択肢について考察していきます。 |
15:00〜15:15 | 質疑応答/セミナークロージング |
【講師紹介】 株式会社システムズ |
■セミナーに関するお問い合わせ
株式会社システムズ コーポレートサービス本部 事業推進室 (システムズのホームページはこちら→)
TEL 03-3493-0032(ダイヤルイン)
受付時間 9:00〜17:45(土・日・祝日を除く)
FAX 03-3493-2033(24時間受付)